ICTと協働し、高度な感染対策の知識や技術を院内全体に普及させたい

感染管理認定看護師

 
平成31年2月に当院に赴任となりました。感染管理としては、救急外来で兼務として勤務しています。赴任して間もないため、まだ実質的な感染対策はしていませんが、今後は感染管理室の専従と協同して院内の感染対策に従事していく予定です。
私は感染リンクナースや係などを通して、感染に関わる業務を長く経験しました。入院中の患者の急激な感染症の発症や未検査状態の患者の来院による看護師への罹患のリスクを目の当たりにし、感染管理の重要性を強く認識していました。リンクナースとして部署での指導を実施していましたが、スタッフに浸透させることが難しく模索する状況の中で、今までの経験や自己学習では、各スタッフの能力に対しての指導方法やエビデンスに基づいた知識に限界を感じました。このような経験から、さらに専門的に学び、より高度な知識や技術を普及させ、部署のみならずICTと共同し病院全体に広げていきたいと考え、認定看護師へ進学を決意しました。
認定看護師はリソースとして活用されることが組織・スタッフに対して一番と考えているので、いろいろな人から頼られる、声をかけやすい関係づくりを大切にしています。