信頼関係の構築の大切さを感じ、関わりについて考える機会

呼吸器科・循環器科病棟(5北病棟)
宮田 真紀

 日々の関わりや仕事をしていく上で、看護師と患者さんやご家族との信頼関係の構築の大切さを感じ、自分自身の中で関わりについて考える事があります。病棟の忙しさに追われ、日々の業務が業務化してしまい、患者やご家族との関わりが薄くなることがあります。
 その中でも、何気なく行っていた食事介助の場面でふと『どうもありがとう。こうやってタイミングをみて食べさせてくれたり、(ゼリーを)細かくして工夫してくれたり考えてくれる人は少ないよ。食べやすいよ。忙しいから時間がないのもわかるんだけど相手の立場に立って考えてくれる人は少ないね。』と急に言われました。この患者さんは呼吸苦があり中々一気に食べられる方ではないため一口毎に休憩をいれて食事摂取されている方でした。そのためいつも私は、咀嚼による疲労感を軽減させるためにゼリーであっても細かくしたり、一口入れるたびに5呼吸程度休憩を入れてから呼吸状態確認した上で声掛けを行うようにしていましたが、この何気なく行っていた行動一つでこちら側の意図を読み取り感謝されたことに対して私は驚きました。そのあとも介助に入ったタイミングで体調が良いと完食する事が出来た際には、以前に比べ食べられていることを伝える度に『そうだね。今日は調子がいい。皆さんのおかげで良くなりました。あとあなただから今日食べられたよ。ありがとう。』等の感謝の言葉をかけられたりもします。体調によっては摂取できない時もありますが、その時は無理しないよう伝えるようにもしています。
 忙しさによって忘れかけていた関わり方や患者さんとのやりとりの仕方等の大切な事を思い出させられるような場面でした。日々の関わり方一つでお互いに感じることがあるとは思いますが、何気なく行う事だけではなく、患者さんの事を考えて個々にあった行動を行い、患者さんとのよりよい関係性を築いていけるように心がけていきたいと思いました。