患者さんと最初に関わると病棟の顔として、安心して入院生活を送れるよう支えたい

クラーク
(3 南病棟)
 
私はこれまで病院で働いたことはなかったのですが、以前より病院で働いてみたいという気持ちがありました。それは、患者さんの支えになる仕事がしたいという気持ちがあり、当院でクラークとして働くことになりました。クラークの仕事は事務的な仕事をするイメージがあるかもしれませんが、病棟で繰り広げられる様々な状況に応じてサポートすることも大切な仕事です。
具体的にどういったサポートがあるかというと、入院患者さんの病室への案内、患者さんの検査の際の同行、他部署との連絡、患者さんの 様子を看護師に報告するなど状況に合わせて対応しています。
クラークは、入院患者さんと最初に関わるという意味で病棟の顔なので、患者さんに嫌な気持ちにさせないように、不安を減らして、少しでも安心してもらうような関わりを心掛けています。患者さんにとって入院は不安や心配な気持ちが強くあるものです。そんな患者さ んに少しでも楽な気持ちになってもらい、看護師さんの仕事がしやすくなることで、患者さんの支えの一役 になりたいと思っています。
入院中の関わりでは、看護師さんに遠慮して頼めないようなこと、 例えば、ちょっとした買い物などの用事を私に気軽に頼んでもらえるよう接するようにしています。この仕事を始めて 4 年目になりますが、患者さんから頂く「ありがとう」の言葉はとても励みになりますし、私も患者さんを支える仕事に関わっているという実感があります。また、勤務する職場は、皆さん協力的で、上司にも同僚にも相談しやすいのでとても働きがいを感じています。今後は、自部署のみならず 他部署の業務についてもわかるように勉強していくこと、患者さんの質問に対してわかりやすく説明できるようにコミュニケーションの工夫をしていくことで成長していきたいと思います。