支え合い、寄り添う外来看護をめざして

こうかんクリニック

一般外来から専門外来まで幅広い知識、技術が必要な10科の診療科から成り立つこうかんクリニック

〈部署の役割と特徴〉
 こんかんクリニックは10科の診療科から成っています。日々大勢の患者さんが来院され、川崎区の地元を中心とした患者様の診療、治療にあたっています。各科、一般外来から専門外来まで幅広い知識、技術が必要になります。
外来看護師は様々な症状で来院される患者様の状態を即座に観察し、アセスメントを行い、適切な診療科へのトリアージ、緊急性の判断、患者様のニーズや医師が診療する上で必要な情報提供を行っています。患者様が安全で安心して診療が受けられるために重要な役割を担っています。また、在宅支援では患者様や家族が不安なく過ごせるよう、自宅での様子を伺い、個々の問題を一緒に考え、その人らしく生活できるように支援しています。糖尿病や禁煙指導、在宅自己注射や疾病管理など、在宅での治療や疾患への対処方法が安全に的確に行えるように、薬剤師やMSWなど他職種と連携を取りながら看護を提供しています。


人と人との関わりを大切にし、心配事、相談事があれば丁寧に対応する寄り添う看護を目指したい

〈部署が看護をする上で大切にしていること〉
 人と人との関わりを大切にし、寄り添う看護を目指しています。困っている患者に気づき、いち早く声をかけ、手を差し伸べられるように努めています。検査、処置、疾病や手術などの不安や緊張を、少しでも和らげ治療に当たれるように声かけをし、環境を整え、わかりやすい言葉でゆっくりと説明、対応するよう心がけています。また、長期にわたり関わる患者も多く、お互いの関係性、信頼性を築いていけるよう関わっています。他部署の方々と知識、情報を共有し、患者様や家族の想いを汲み取り一緒に考え、チーム医療を行っていきます。また、外来は電話対応が多いのも特徴です。電話では上手く自分の体調や相談事を伝えられない患者もいます。患者様のペースに合わせ訴えをよく聴き、さらに具体的に聞き出す質問力も必要です。心配事、相談事があれば丁寧に対応しています。患者さんが「こんかんクリニックにきてよかった。」「あなたでよかった」と思ってもらえるような看護を目指しています。


3科以上の対応可能なジェネラリストナースの育成を目指す、和気あいあいとした楽しく仕事ができる職場

〈職場づくりや人材育成についての考え方〉
 外来は1つのセクションだけを担当する専従看護師ではなく、1人3科以上は対応できるジェネラリストナースの育成に取り組んでいます。興味ある診療科や看護にチャレンジすることができます。未経験の診療科は研修を行いながらチェックリストを使用し、プリセプターと共に独り立ちを目指します。様々な治療や処置などの経験を積むことができ、キャリアアップができる部署です。院内研修も充実していますが、外部の勉強会へ参加しているスタッフもいます。子育て中の看護師や時間に制約がある非常勤看護師も多くいますが、学びたい分野、看護についてe‐ラーニングを活用して自己研鑽しています。また、外来はタイムリーな対応を必要とされることが多く、接遇教育にも力を入れています。スタッフからは「和気あいあいとした楽しく仕事ができる職場」との声も聞かれます。看護師間で確認や相談をしながら業務を行うことが非常に多いですが、とても相談しやすい職場です。また、ママさんナース(大ベテランから新米ママまで)も多く、子育てと仕事の両立に理解ある職場です。チーム化を目指しており、急な休みで欠員が出ても看護の質を保つことができるのが強みです。